【日記のはじまり】１日目　不安

【9月１日】　ー１日目ー

　昨日で夏が終わったような、そんな季節の節目の今日、私はひどい夢で目が覚めた。血の痰を吐く、ただただつらい夢。時計は８時を少し回ったころだったので、深く考えずに急いで学校に向かったけれど、後々になって　ほんと変な夢だったと思う。

　今日は、美術の時間があり、モナリザの絵の模写をしたのだけど、疲れ切ったおばさんの絵が出来て［人の顔って難しいな］と思った。

　４限の休み時間、久しぶりに女子に話しかけられ、びっくりした。なんでも［私以外のクラスメイトは全員、文化祭でクラスＴシャツを買う］らしいのだけど、これを踏まえた結論を聞かれ、私は「あっ、大丈夫です。」と答えた。

このとき、なにか人生の分岐路的なものを間違えた気がしたが、私はとりあえず５ｃｈのまとめ記事を読んで気分転換をした。

実を言うとその時に読んだこのスレ↑を機に今、日記をつけていたり。

　わざわざクラスＴシャツのことを伝えてくれた女子には感謝しているけれど、あとになって礼を言おうにも私は顔を見て話せなかったので、自分のぼっちさに呆れる。

　９月というと高校入学から５か月なのだけれど、もちろん友達はいない。部活もやっていない。だからといって、親に自慢できるようなこともしていないというただ自堕落な生活を送っているよ。

　この日記について…３文字以上という条件ならば、なんだか続けられそうなので飽きるまでやっていくつもりだね。そういうわけで、この日記の名前を決めて今日の日記をおしまいにしよう。

日記の名前は「空日記」なんて。

空木の日常。