空木の日常。

更新は不定期です。気楽に書いていきます。

【空日記】8日目 昼食

【9月8日】ー8日目ー

 さて、この日記をかきだしてから一週間が経過した。そのうちの2日は1行ほどなので、「この日記がいつまでもつだろうか」と不安になる。

 

 まぁ今日は特に何もなかったので、短めだと思う。

 

 昼休み、一人の男が私に話しかけてきた。

そいつは、なぜだかいつもオドオドしているような奴でたまに私に話しかけてくる変わり者。今日は私の席で昼飯を食べたいと言っていたので、机の右側を貸した。昨日は後ろのグループと食べていたが、[あまり馴染めなかったのかな]などと思う。

 私はニコニコ動画に上がった呪術回線の2話をイヤホンで聞きながら、普通に弁当を食べた。行儀が悪いと思われそうだが、私は[TVを見ながらたべる]のはセーフなのかと母に尋ね、怒られたことがある。私としては寸尺が違うだけなので、『なんだかなぁ』と思っているが、真にクソガキである。

 私は中学の2年ごろの時には普通にぼっちだったので、久しぶりのクラスメイトと食べる昼食となったわけだが、どちらも話さず、気まずい空気だったのでただ黙々と食べた。

 彼の眼には[私はたぶん失礼な奴か、無愛想な奴]だと写っていたと思う。一緒に食べてるのに、相手が一言も話さずイヤホンでニコニコを見ているような状況。自分でも失礼だなと思う。

 しかしだ。私はたぶん彼にとって、ホントは必要がないと思う。

彼はクラスメートから好かれているも、特に仲のいい者がいない、中途半端な陰キャだ。そのため、常にぼっちだった私と違い、一人でいることがさみしいとか、不安だとか思っているだろう。ほんと中途半端で、苦しそうなポジションにいると思う。しかも、そのことに本人は気づいていないだろうから…。まぁ私は彼のあのオドオドした感じが嫌いなのだが、そういう理由からだと勝手に思っている。

 予想だが、いつも一人でいる私に最近になって話しかけてきたのは、自分と同じ[一人だった]という、仲間意識的なやつからなのだと思う。

 私は、なんだかどうしても、『彼のその不安さを解消するために使われている』ようで、嫌だなぁと思ってしまうが、私はひねくれものなのだろうか。

 彼も頑張っているから、話しかけてきたら返事はするし、ご飯も食べるが、さっさと私から離れてくれたらいいなと思う。

 まぁ、そういうわけで、彼と友達になるつもりはない。

 長いことボッチだったというのもあるが、その他にも、私自身あまり人に興味を持つことがないので、『家族』という一括りも煩わしいと思うほど、元からあまり愛想はないタイプなのだ。

 そういうわけで、どうなるのかな。